その戦いが起こったのは、午前9時20分の事でした──。
全く予想をしていなかったこの激闘は、朝食にマウスキー達が「おにぎり」を食する事に決めたがために起こったものでした。
|
なんと、黒猫ジャッキーが、「おにぎり」を見た途端、それが欲しくてたまらなくなってしまったのです。 |
そして、取り憑かれたかのように、ジャッキーは幾度となくおにぎりを狙いはじめました。
|
右から攻めてもダメなら、左から攻めるしかありません。 |
|
必死に姉マウスキーはジャッキーの行く手を塞ぎ、おにぎりの守りに入りだします。 |
「あっ」と思ったその時・・・・
|
ついにやりました!! おにぎりに鋭い牙を突き立てたのです! |
しかし、姉マウスキーもみすみすと貴重な朝ごはんを奪われるわけにはいきません。
|
姉マウスキー、必死におにぎりとジャッキーを引き離そうとします。 |
|
しかし、みすみすと折角得たおにぎりをジャッキーも諦めるわけにはいきません。 必死にラップを噛み締め、決して口から放しませんでした。 |
|
結局、おにぎりは姉マウスキーが取り上げてしまい、勝利を収めたかのように見えました。 |
|
一旦敗北を味わったジャッキー。 しかし、その瞳には、まだ闘志の炎が宿っています。 |
|
一度負けたジャッキーに、恐れるものは何もありません! |
次の瞬間の事でした!
|
姉マウスキーが食べているおにぎりに、かぶりつくジャッキー! |
|
食べている最中だったため、ジャッキーの攻撃を防ぎきれません! |
|
遂にジャッキーは口におにぎりをくわえこみ、己が物にする事が出来たのでした! |
ところが!!
|
大量の米粒が口内に張り付いたため、むせておにぎりから口を放してしまったジャッキー。 |
|
これは予想外に辛い!! |
|
やっとの事で得た大量の米粒を一気に吐き出し、咳き込むジャッキー。 吐き出したものは、当然没収されました。 |
|
最後は自滅したジャッキー。 しばらく呆然としていました。 |
|
その後、ジャッキーはもう一度知恵を絞って、どうしたら良いのか考えました。 |
結局のところ、手に入れるには一つの方法しかありません。
|
みんなと一緒に、お座りをしておねだりをするジャッキー。 やっとの事で、おにぎりをお裾分けしてもらえました。 |
|
長い戦いも終わり、おにぎりを口にする事が出来たジャッキー。 |
|
リズと茶々丸も、おにぎりをちょっと貰い、満足そうでした。 |
こうして、朝のティータイムは再び平和を取り戻しました。
と、言いたいところですが・・・・・
|
テーブルに上がり込み、おにぎりがまだないか探すジャッキー。 |
|
捕獲。 |
一体、ジャッキーは何故こんなにもおにぎりが好きなのでしょう・・・?
おにぎり以外の時は、とても良い子にしている事が出来ています。
|
おやつの干し肉を待っている時のジャッキー。 みんなと並んで良い子にしています。 |
本当に、ジャッキーの不思議の一つに数えてもいいかもしれません。
<おまけ>
|
突っ伏して昼寝をするリズ。 |
衝撃の時間でしたね。
返信削除海苔の香りに心奪われてしまったのかな?
争奪戦を繰り広げた姉マウスキーさんに心よりお見舞い申し上げます。
こんにちは!
削除コメントをいただいていたんですね!
ありがとうございます!
そうです。この時は本当に大変で、姉マウスキーの表情から見て分かるように、彼女は何が起こったのか分からず、呆然自失としておりました。
それほどまで、壮絶な戦いだったのです。
本当に、ジャッキーに質問出来るとすれば、本当に問いたいです。
何故そんなに、おにぎりが好きなのかを。