それというのも、茶々丸の話になるのですが、茶々丸は父マウスキーが大好きで、よく父マウスキーの部屋で過ごしています。
でも、なかなか父マウスキーと茶々丸が一緒に過ごしている時に、部屋に行く事はあまりありませんでした。
しかし、今日は、ちょっとした野暮用があったので、マウスキーとリズとジャッキーも一緒に父マウスキーの部屋に滞在するという事があったのです。
しかも、父マウスキー自身は不在の間でした。
その時です。
部屋に入ってくるなり、ジャッキーが真っ直ぐに父マウスキーの部屋にある棚の方へ歩んで行きました。
そして、しきりに何かの匂いを嗅ぎ、マウスキーの方を見ながら、「棚の扉の向こうに、何かがある」と、教えたのです。
一体何が隠されているんだ?と、明るい気持ちで扉を開けたところ、見つかったものがこれです。
大量のニボシ・・・・。 |
父マウスキーが、ティッシュに包んで、午後のおやつに隠していたのかもしれない、と推測する事も可能です。
誰が、午後のおやつのお楽しみに、ニボシを包んで隠し持つものでしょうか?
子供でもしませんよね?
と、いう事は、一つしか考えられません。
そう、茶々丸にあげていたに違いないのです。
こいつは由々しき問題ではありませんか。
マウスキーがニボシを手に取って、全てを悟ったと判断したジャッキーは、ニボシが欲しいと言い出すわけでもなく、役目を終えた顔をして座椅子の上に行きました。
父マウスキーに聞いたところ、やはり図星のようでした。
そうなってくると、茶々丸の口の腫れは、ニボシを食べる際にできた外傷が元になったとも考えられるわけです。
腫れている部分をよく見ると、ホクロかゴミのような黒い点が・・・ |
それだけではありません。
あらゆる事に合点がいくのです。
最近、リズが茶々丸が何もしていないのに八つ当たりをしたり、リズとジャッキーがつるんで茶々丸を仲間はずれにしていたのも、こういう事に原因があるかもしれません。
そして、ジャッキーは茶々丸だけがニボシを貰っているという事を知り、告げ口をするチャンスを見計らっていたようです。
ジャッキーのお陰で、明日の茶々丸の再診の時に、ニボシという新たに浮上した事実について、先生と話す事が出来ます。
でも、茶々丸は悪くありません。 悪いのは人間です。 可哀想な茶々丸・・・。 |
ニボシが原因で、仲良し三匹の絆にヒビが入ったようです。 |
それでも、茶々丸だけ何か貰っていたりしなければ、きっとリズも茶々丸に八つ当たりなどしなくなるでしょう。
とりあえず、今回の記事は、ジャッキーの大手柄だったという事で締めくくらせてもらいます!
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