保護猫、モチちゃん現る

それは、突然やって来た大事件でした。

いつもと何も変わらない午前中を過ごしていたニャンズにとって、生活の根底を揺るがすほどの事件だったと言っても過言ではないでしょう。

なんと、姉マウスキーが保護猫モチちゃんを病院に連れて行くという事で、保護猫を連れて家に来訪したのです。

保護したのは、姉マウスキーの旦那さんのTaichiさんだったらしく、家に戻ると、もう居たというではありませんか。

話を聞くところによると、劣悪な環境で飼われていた(ほぼ放置)猫たちが、飼い主が施設に入るという事で、保健所の人が出て来たりして、大変な目に遭ったという事です。

そんな難を逃れて、小さいながらにTaichiさんに助けを求めに来た猫ちゃん達は、無事に彼によって保護してもらった、そんな感じの事情でした。

二匹いるそうですが、今日やって来たのは特に弱っている小さい方の子だったようです。

以前にも、こんな経験のあるジャッキー。
いち早く察知して「ハー」と言って意地悪をしていました。

この子がその猫ちゃんです。
名前はモチちゃんだそうです。

興味深々な茶々丸。
初めての経験で、ショックを受けたようです。

そして、リズは大喜びでモチちゃんの側から離れません。

このまま看病する気満々です。

この後、モチちゃんは病院へ行きました。

ダニがいるという事で、ジャッキーと茶々丸からは隔離した方がいいとの事で、別室で暖かく休む事になりました。

部屋を移動してからもリズはモチちゃんの近くにいたがります。

それから、用事を済ませた姉マウスキーは、モチちゃんを連れて家に帰る時間となりました。

安心してぐっすり寝てます。

連れて帰るのが分かった途端、顔色が曇るリズ

姉マウスキーにすがりついて、モチちゃんを連れて行かないで欲しいと頼むリズ

必死な顔

必死に取り返そうとします

そう、そもそも、今回は我が家で保護した子ではなく、Taichiさんが保護した猫さんなので、モチちゃんは家に帰って行ったのでした。

ショックのあまり、遠吠えするリズ

可愛い子猫ちゃん(しかも女の子だったようです)が去ってしまい、悲しみでいっぱいのリズ。

ずっと悲しそうにしてました。

そして、ニャンズはというと・・・一言で言えば、モチちゃんが帰って「平和」になったようです。

散々、二匹揃って文句を言い続けていたので、いなくなって安心したようです。

茶々丸にとっては、初めて感じるストレスと不安だったらしく、今日はいつになく文句が少なく、不安そうについて回っていました。

夜まで悲しそうにしているのはリズだけでしたが、金曜日はまた病院があるという事なので、ちょっと元気になったモチちゃんと会える事でしょう。

そしたら、リズは少し安心すると思います。

そんな、本日のちょっとした大事件でした。