2015年6月30日火曜日

リズちゃんとジャッキー

これは昨日の朝のリズです。

お気に入りのリサで遊んでいます。

何事もなく1日を過ごす予定だったのですが、そうはいかなくなりました。

それというのも、日は遡り、土曜日の事です。

マウスキーは午前中10時半頃、車で仕事に向かっていました。

すると、黒いゴミのようなものが、道路の真ん中にあるではありませんか・・・

思わず黒いものを車体の真ん中あたりで通過して通れるように調節して走るか、避けて道路をギリギリで走るかを考えました。

結局、もしかすると動物の死体かもしれないとも考えたので、何とかギリギリ避けようとしました。

近くを通り過ぎる時に見てみると、それはうずくまった真っ黒な子猫だと判明したのです!

その子猫はひどく雨も降っていたのに、身動き一つしません!

近くに行き、触ってみましたが反応はないようです。

それでも、かすかに呼吸をしていたので死んでいるわけではないようでした。

とりあえず、雨も降っているし、車に轢かれてはいけないので、わき道へと避けました。

二時間後、仕事から帰る道中、生きているのか死んでいるのか気になったので、チラッと様子を見るだけ見てから家に帰ろうと思い、様子を見に行きました。

すると、二時間前と同じ状態で子猫はそこでじっとしていたのです。

雨の降りは酷くなるし、マウスキーは姉マウスキーと共に子猫を連れて帰ってしまいました。

そこで、リズちゃんが大騒ぎしたわけなのですが・・・・子猫が心配でたまらないようでした。

とりあえず、子猫は雨にも濡れていたし、低体温になっていたので、体を綺麗にしてから電気毛布で温め、病院に連れて行きました。

リズちゃんには可哀想ですが、リズちゃんはお留守番です。


子猫の様子。
意識がなく、反応がありません。
この子猫の目は全く開いていなかったのですが、それは目ヤニによるものだそうで、早速綺麗にしてもらったら少し開いていました。
酷い場合は眼球が膿んだりしているそうなのですが、この子は治療で良くなるそうです。

その他、外傷が全くないので、どういう状態なのか分かりません。

様子を見て検討出来る事は、体の診察をしたところ、どうも左前足が麻痺しているようなので、脳に異常があるのではないか、という事です。
体は衰弱していないので、車にはねられたか、中毒性のある何かを食べてしまって、突然悪くなったとしか考えられないということでした。

中身がどうなっているのか、どういう状況なのか、さっぱり分かりません・・・

それでも、「何なんだろうね」と言いながら、点滴だけしてもらって連れて帰り、子猫が死んでしまい、「一体、結局何だったんだろうね・・・」と一生言い続けるのはどうしてもマウスキー達は嫌でした。

そこで、どうしても子猫の状態を把握したかったので、レントゲンと血液検査をしてもらいました。

肝臓の数値が著しく異常なので、やはり跳ねられた可能性が強いようです。

骨折したところはないようでしたが、心臓の位置がズレていたり、胃の中に物凄く硬い何かが(その後、砂利だと判明)詰まっていてウンチででているらしい、という事なども分かりました。

つまり、かなり厳しい状態だということです。

そこで、この子猫は月曜日まで入院させてもらうことになりました。

マウスキーと姉マウスキーは、もしかすると子猫は死んでしまい、月曜日は葬式になるかもしれないと考えていました。

ところが・・・月曜日まで何の連絡もなかったので、子猫は頑張ったようです。


病院に行くと、そこには驚くほど回復をした子猫の姿がありました。


生後2ヵ月ぐらいの男の子でした。

ごはんも食べるようになり、やんちゃな一面もちょっと見せてくれるようになったそうです。

病院の先生方の手厚い看護で、これほど良くなるとは!!


さて、病院から帰宅すると、姉マウスキーはリズちゃんを連れてサークルを買いに出かけました。



マウスキー家にて。
少し安心して寝ていました。

次に、名前なのですが・・・・みんなで色々と提案しました。

マウスキーは、強くなって欲しいので「武蔵」。

姉マウスキーは、体が黒いので「クロ」。

母マウスキーは、小さくて黒いので「チビクロ」。

父マウスキーは、ジャッキー・チェンから由来して「ジャッキー」。時には「ブラック・ジャッキー」とも呼ばれる。

ジャッキー!!
ブラック・ジャッキーの呼び名は、ジャッキー・チェンの悪版という風にも聞こえるのですが・・・とにかく強そうで、性格も良さそうだし、耐性もとにかくありそうだし、いい名前です。

マウスキー達は気に入ったので、父マウスキーの命名したジャッキーになりました。

早速、ジャッキーをサークルの中に入れてあげました。
何故だかリズちゃんは大喜びです。

リズちゃんは、ジャッキーの側から離れません。

どうにも、ジャッキーの様子が心配なリズちゃんは、情けない声を出しては、ジャッキーの耳を舐めたり、お腹を舐めたりしていました。

ただ、勢いが凄いので、ちょっとやめてと言って、やめさせています。

それが不満なリズちゃんは文句を言いながらベッドでひとしきり暴れていましたが、どうしてもジャッキーの近くにいたいみたいです。


ジャッキーの様子を見守り続けるリズちゃん。
この先の事は予測出来ませんが、リズちゃんの優しい一面を見て感心してしまいました。

今日はジャッキーの検診です。

なんだか色々あったので、ざっくりとした経過報告でしたが、リズちゃんとジャッキーが仲良くなれたらいいなと思っています。

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