K動物病院からの電話は、K院長先生からでした。
咄嗟に電話がかかってきた理由は、麻酔がきかなくて手術を中断する事になったのではないかと思ったのですが、そうではありませんでした。
どうやら、完全に悪い歯は抜いてもらっていたようです。
ただ、前歯の上の歯も抜いた方がいいけれど、見栄えが悪くなってしまうという問題がある、とった内容でした。
それで、「抜いてもいいでしょうか」という了承の電話だったようです。
リズは鏡の前で笑顔を作って、白い歯をチェックしたりする子ではありません。
グラグラしていて、ご飯が食べにくかったり、痛かったりしてストレスになるのであれば、抜いてもらった方がいいに決まっています。
と、いうわけで、無事にリズの歯の手術は問題なく終了したようでした。
リズの事を気にかけていた姉マウスキーも、迎えに行く時は同席をしました。
この、コロナの時世に密を作ってしまい、大変申し訳ないのですが、致し方ない事情だったのです。
数時間ぶりの再会! |
リズ、憔悴しきった様子ではありましたが、元気な様子で何よりです!
そして、こちらが今回抜いたリズの歯です。
恥ずかしいほど腐れた歯・・・・ |
デリケートなリズの口内事情の写真なので、小さな写真で勘弁してください。
それから、レントゲンを見せてもらいながら、K院長先生からリズの抜いた歯と、残った歯についての説明を一本ずつしてもらいました。
とりあえず、四日間はかたい物は食べたらいけないという事だったので、クリスマスのおやつと、お正月が明けてからになりそうでした。
あと、下の歯も殆ど抜いた為、慣れて自分で口を閉じるようになるまでは、ヨダレをどうしても垂らして濡れてしまうだろうからふいてげてください、という事でした。
さて、手術を頑張ってリズのその夜のことです。
一晩中布団の中で鳴きました。
ずっと「うぅぅ……くぅぅぅ……」と悲しそうに鳴いては、くちゃくちゃと自分の腕を舐めていたので、こちらも殆ど寝ずに背中をさすって慰めていました。
しばらくして疲れて寝て、また目が覚めて鳴く、そんな感じです。
翌日、マウスキー、リズ、ジャッキー、茶々丸、全員揃って寝不足だった事は言うまでもありません。
寝不足なので、一日寝て過ごすリズ |
そして、数日後の現在では・・・
数カ月ぶりに元気にごはんを食べるリズ |
マウスキーがブログを更新中 リズと茶々丸だけで布団に入って寝てました |
こんなに喜ばしい気持ちとともに、新しい年を迎え、正月を過ごす事ができて、今年は本当に幸せな正月です。
それと、歯磨きをもっと頑張ろうと、誓った今年の抱負でした。
〈おまけ〉
正月早々・・・
生臭い肉が嫌いなジャッキー。
居残って頑張ってみても、食べれませんでした。
結果、せっかくの鹿肉を食べ残しました。
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